こんにちは!竹之下です!
今年もというか、平成という年号の12月も残すところあと半分ですね!
皆様、連日連夜の忘年会で体力消耗してませんか?
そしてその次の日、二日酔いでフラフラだったとしたらどうします??
このブログを見て下さってるアスリートの方や普段から運動している皆様はこう思うんではないですか・・・?
「ちょっと走って汗かいてアルコール流そ!!」
とか
「サウナ行って酒抜こっ!!」
とか(笑)
昔は僕も体育会系の人間なのでそんな感じでした(^-^;
実はそれ・・・・・・
大きな間違いです!!!!
結論から言いましょう。
『二日酔い状態で運動するのは危険です。』
『二日酔いの身体でサウナは絶対NG!』
なのです。
まずは二日酔いと何なのか?
それは、自分のアルコール分解性能を上回るアルコールを摂取した際に起きる不快感です。
症状は色々とありますが、脱水、吐き気、身体疲労(だるさ)、頭痛、筋肉痛、睡眠障害などが代表的です。
アルコールを分解する過程で、大量の水分やカルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンB1を消費することで疲労感や脱力感を生むのがメカニズム。
アルコール分解の副産物であるアセトアルデヒドは強い毒性を持ちます
アセトアルデヒドを体外に排出できれば不快感もおさまってきます。
ですが、アセトアルデヒドは汗をかくことでは排出することは出来ないのです。
二日酔いの不快な症状を和らげるため、体内にある毒素を排出するべく、汗を出して運動を
しようと考えますが、これは完全に浅はか!
不快症状を起こしている原因は、脱水・ビタミン不足・ミネラル不足・アセトアルデヒドの生成です。
汗を出してアセトアルデヒドを出したくても、汗を排出する汗腺にはアルコールやアセトアルデヒドを出す機能が備わっていないのです。
汗(水分)しか出すことが出来ず、余計に脱水&ビタミン・ミネラル不足を促進してしまうのです。
頭痛の原因も脱水によるもので、脱水状態になると脳も脱水状態になり、脳髄液が減少します。
それが原因で脳への圧力の変化して、吐き気や頭痛を引き起こしてしまうと考えられています。
そしてサウナは無理に発汗させ、体内の水分が失われると血中のアセトアルデヒドの濃度が高まり、症状を悪化せることになります。
また、サウナに入ると急激に血流の流れが早くなりますので、アセトアルデヒドの含有濃度が高い血液が短時間で全身を巡ることになります。
つまり、飲酒直後や二日酔い時のサウナの利用は、アルコール分解速度を鈍化させ、症状を悪化させるということです。
平常時のサウナは健康の増進に役立ちますが、二日酔いなどの体調不良が起こっているときに利用すると、症状をさらに悪化させるということを知っておきましょう。
そしたら二日酔いの時はどうしたらいいの??
答えは簡単!
『水分補給』と『安静』です!!
ですがここでも注意が必要です。
まず、カフェインが含まれるコーヒーや緑茶はおすすめできません。カフェインには脳の覚醒作用があるため、飲んだ直後から頭がスッキリするような感覚を覚えます。
しかし、これはカフェインの一時的な作用によって起こる現象であり、アセトアルデヒドの体外排出を促す効果を期待することはできません。
また、カフェインを含む飲み物には利尿作用がありますので、二日酔いの脱水症状を助長するリスクも高まります。
では、どのような飲み物であれば二日酔いの改善に役立つのか。
それは、水、ミネラルウォーター、スポーツ飲料などです。また、二日酔いで身体がだるい、頭痛があるのなら、低血糖の可能性があります。糖度が高くビタミンCを含むリンゴジュースやオレンジジュース、トマトジュースなどもおすすめです。
食欲があるのなら、リンゴやオレンジ、トマトなどをそのまま食べるという方法もおすすめですよ。
そして、安静にして身体をゆっとりと休ませることも二日酔いの改善には必要です。
二日酔いが起こっているときの肝臓はアルコール成分の分解で大忙しで、酸欠や血液不足に陥りやすい状態になっています。
このような状態からいち早く回復するためには、余計なことはせず、しっかりと身体を休めなくてはなりません。
二日酔いは、余計なことをすると悪化する可能性がある症状です。
二日酔いで辛いときにはサウナや運動で無理に汗を出そうとせず、水分補給と安静を心がけて回復を待ちましょう。
そして二日酔いが治ったら、しっかりと運動して下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
この記事へのコメントはありません。